遺言書による相続登記

これまでは遺言がないばかりに、相続登記の時に遺族が心底困ったということが数々ありました。
私が聞いた話ですが、お子さんの夫婦二人が暮らしていた家での話です。
旦那さんが亡くなって相続をする時に遺言書がなかったばかりに、親戚一同に相続放棄をしてもらわなければならなくなったそうです。
その同意書に印鑑を押してもらうのがそれは大変だったといいます。
そうならないように遺言書を書くことが重要です。
そんな話が広まったせいか、いまは遺言を書き残す方が増えているそうです。
文房具屋さんに簡単に書ける遺言キットなんてものもあります。
遺言が残されていれば、遺言書どおりの相続登記をすることが可能です。
残された遺族も相続で困らなくてもいいわけです。
遺言書は残された遺族へ最後の愛の証しかもしれません。
遺言書を残してくれていれば、ずっと自分たちの家に住めたのにという人は多いんです。
遺言書を残していても100パーセントそうなるとは限りませんが、自分の考えた通りの相続登記がされる可能性は高いです。

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